完璧ではいられない私は、

最近、職場の雰囲気が悪い。前はここまで悪くはなかったけれど、経緯を聞くとこれは仕方ないものな気がしている。繊細な問題を軽々しく扱ってはいけないのだと、反面教師にして私は変わらず勤務しています。女社会って難しい。いや、「社会」で生きるのはとても難しいんだろうな。

自分の気質が「HSS型HSP」だと気付いてから、なるべく刺激を和らげるような生活を心がけてはいる。好奇心旺盛で刺激を求めるのに、心は繊細すぎて求めた刺激を受けて疲れやすい。ある人はHSS型HSPを「防具を装備しないのに敵陣へ特攻するタイプ」だと例えていた。分かりやすい例えだと思う。

好奇心の赴くままに色々出かけた次の日にグッタリしている自分はおかしいのではないかと思っていたから、気づけて安心した。この気質が人口の内6%しか存在しないと言われていてそれも「だから周りとどこか浮いているのか」と納得することも出来た。自己理解って大切なんだと思う。

この気質のせいで、今は平日の通勤だけでとても疲れてしまう。帰ってから文章を書く気力もなくて寝てしまう日々が続いた。お風呂に入っても髪を乾かす体力がないレベル。体力をつけたいけれど体力をつけるには「有酸素運動」が必要だと聞いた。

しかし、連日の猛暑の中、走ったり一駅分歩いたりするのはしんどい……熱中症で倒れそう。今の季節は御遠慮したい……と思っていたけど、先月は連日の雨で同じような言い訳で歩くのを辞めたから、だから体力もつかないし、ダイエットも上手くいかないのだと思う。全ては天候のせい……

少し前まで、いつも完璧な自分でいたかった。

いつも冷静で安定している精神と、いつも同じように働けて。誰に対しても笑顔で接して、髪もメイクもいつもばっちりしていたかった。そう思っていたけど、出来たことはない。

繊細で些細な刺激に反応してしまう自分の感情はいつも冷静でいられかったし、いつも疲れていた。頑張ろうとしているのに身体は全然ついていけなくて、理想と現実の差が開いていく度に自分に落胆しているから笑顔で接する余裕も生まれない。自信がなくなるから髪もメイクもどうでもよくなるしそこまで手がまわらなくなる。

絵に描いたような悪循環である。悪循環の水車が、理想と現実の差で生まれたストレスで回り続けて私の心身はとてもとても疲れていた。ブラック企業に勤めていた頃の話なので、人間関係も最悪でした。

それでも死ぬ前に退職ができてよかったし、病気になってしまったけど今は無事に社会復帰が出来ている。これは当然ではなくて、私がただツイていただけだ。運が良かっただけ。死んでもおかしくなかった。先祖に守られたのだと思っている。

完璧でいることは無理なのだと、すぐには理解できなかったけれど最近になってようやく理解した。遅いかもしれないけれど分かってから気楽です。他人にも寛容になれた気がする。

みんな完璧でいられないのだと思っている。出来ている人もいるのかな。私生活になんの綻びもない人は存在するのだろうか。描いた完璧をこなしている人もいるのかもしれないけれど、私は出来なかったから、やれるようにゆるりと生きていようと思いました。

職場の雰囲気もその内また変わると思う。あまり首を突っ込みたくないから、余計なことを喋らない様にしようと思いました。

だって、職場の雰囲気よりも自分が企画したアンソロジーの原稿を書く方が私にとっては大切なわけで。〆切まで二か月を切ったので、仕事で自分を消費している暇はないのです。

お盆は何処にもいかずに、ずっと小説を書いていました。

南波志保/ ごめんね、私。

ナカタ サキ

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