些細なことで、
些細な刺激で反応してしまう。ホラー映画は好きだけれど驚かされるのは苦手だ。普通に驚く。お化け屋敷では足が止まるタイプの人間だ。怖いものは得意ではない。好きだけれど、知らぬ間にダメージを負っている。生きるの下手くそなんかな。
得意なことはあまりなくて「ダメ人間が社会で死なない為にどうすればいいだろうか」を命題に掲げて、死に物狂いで努力をしたので今はなんとかひとり分の居場所とひとりが生きられるお金を稼げるようになった。これは運が良かった。劣等感もこういう時には役に立つのだ。無駄なことがない。生きることで不幸も孤独も劣等感も、いつか相殺されて合理的になると信じている。だから些細なことで傷ついても明日には笑っていたいよね。
お節介で世話好きで高じた特別に好きな人への「愛情」ばかり上手く伝わっていなくて、コミュニケーションエラーを起こしていたと10年過ぎて気付いて多少は凹んだ。昔から話すのも、誤解を解くのも苦手だった。どんな形容であれ優しさはエゴだったと気付けた。
それでもこれは噛み合わなかっただけで、伝わっていなくて優しさや愛情が踏みにじられた気分になってしまったけどこれが私の性格だからきっとやめられないし、どちらも悪くはないから、嫌いになったりしたくないな。特別だから。
上手く生きられないけど、喋るより書いた方が素直にコミュニケーションが取れるタイプなんだろうけど、少しは喋る方も頑張りたい。
優しさが伝わっていなくても、友達でいたいな。人付き合いって難しい。私も貴方も自由に生きて、お互いが楽に呼吸を出来る境界線を探っていこうね。
今日の昼間にみた空が、何だか懐かしい空だった。
積乱雲が名残り惜しくなる、夏の終わりが近いのかな。
8月が終わるのに9月も猛暑だと言っているから、何が何だか分からなくなるよ。